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京都研修旅行

2024.05.26
THOMAS
  • 旅行
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3月にドラクエウォークのために京都に弾丸で行ったのですが、そのあとすぐ4月に研修旅行として1泊2日で京都に再訪する機会をいただきました。

 

広隆寺

https://maps.app.goo.gl/tu98jsZn5SPWyrAF8

 

太秦にある飛鳥時代に建立された京都最古の寺院で、本尊の木造弥勒菩薩半跏思惟像は国宝第1号なんだそうです。

片足を組んで座り(半跏)、右手を👌っぽい形(実際には親指と薬指を輪っかにしてる)にして、古典的微笑(アルカイックスマイル)を浮かべながら思索(思惟)する…

 

引用:Wikipedia

 

初めて見たのは学校の教科書でしたが、実際に見てみると案外大きいことに驚きました。

像高123.3センチ。

ちなみにドラえもんの身長は129.3センチらしく、それも初めて知った時に意外と大きいと思ったのを思い出しました。

 

弥勒菩薩像以外にも千手観音像、不空羂索観音像など、たくさんの木造の仏像を見ることができます。
昔は金箔が全身に貼られていてゴージャスな雰囲気だったのかなと、暗く静かなお堂の中で当時の荘厳さを思い浮かべながら眺めていました。

 

 

 

 

 

花見小路

https://maps.app.goo.gl/uDcaQJALLJuAfbXz9

 

舞妓さんがお茶屋さんへ出勤し、撮影を禁止されることで有名な祇園の通りです。
格子、駒寄せ、犬やらい(町屋の軒下に見られるアーチ状の垣根。犬の放尿よけのこと)の景観にマッチするようにパイロンも竹でできていて、それはいいんですが、AEDまでも古色蒼然としていました。

 

保護色然としたAED

 

 

 

京町屋が立ち並んでいるのを見ていると、門口の上にかかる瓦の通り庇に小さなフィギュアがあるのが確認できます。

これは「鍾馗(しょうき)」さんという道教の神様で、唐の玄宗皇帝が病に伏せているとき、夢の中で鬼に悪さをされていたところ、鍾馗と名乗る男が現れてその鬼を退治し、夢から覚めると病気が完治していたという伝説から祀られるようになりました。
そこから「鬼より強い=鬼瓦より強い」となり、花見小路の先の建仁寺など、お寺の鬼瓦によって祓われた邪気がこちらに降りかからないようにするために鍾馗さんの瓦製の人形を置くようになった、とされています。

 

京都以外でも主に関西エリアの屋根の上にこの鐘馗人形が見られることがあるそうですが、私はここ以外では見たことがありませんでした。
日本では平安時代から厄除けで玄関の扉に鐘馗の絵を貼っていたそうです。

 

調べていくうちに鍾馗は自分でも表現したいモチーフのひとつになりました。
メガテンにも出てきてたし…

 

ワイのD2メガテンのショウキ

 

 

 

 

 

実伶

https://restaurant.ikyu.com/110566?visitorsCount=2&termType=extended&sort=gourmet

 

夕食に訪れた丸田町にある割烹料理のお店です。
メニューにたくさん料理が並んでいるので、アラカルトで注文します。

まずは先付けに刻んだ筍を練り込んだ蓮根餅をいただき、ビールで乾杯。
甘鯛の唐揚やアジフライなど、上品な白身魚のフライで飲み続け、お造りの盛り合わせ、ほたるいか串で日本酒をかぱかぱ干していきました。

 

甘鯛唐揚

 

和牛のビフカツ

 

お造り盛り合わせ:天然たい、よこわ(クロマグロの幼魚)、淡路うに、いか、あじ

 

ほたるいか串

 

鮑とアスパラのしゃぶしゃぶ

 

苺の白和え

 

丸唐麺

 

日向夏のゼリー

 

〆の丸唐麺(すっぽんラーメン)のあと、デザートには爽やかな日向夏のゼリーをいただきました。
名前から夏を連想させますが、旬は春から初夏にかけてらしいです。

好きなものを好きなだけいただき、大満足の夕食でした。

 

 

 

 

 

三十三間堂

https://maps.app.goo.gl/erUVh5wv3uN1trzq5

 

2日目の朝、前回の京都旅行の記事で触れた三十三間堂へ数年ぶりに参拝してきました。
そのとき千手観音×1000と書きましたが、正確には巨大な千手観音坐像1体と千手観音立像1000体で、ほか風神・雷神や二十八部衆(阿修羅など)の像がまつられていて、一目で分かる壮観です。

 

また、展示資料の中に平田弘史先生の漫画が紹介されていました。
長い長い本堂の軒下にある外廊、全長約120メートルもの距離を南から北に矢を射通す「通し矢」という競技をテーマにした『弓道士魂 ~京都三十三間堂通し矢物語~』と『三十三間堂外伝』という漫画です。

泰平の世の中になっても失敗すれば切腹するなど、通し矢のために命を賭ける武士たちの姿を描いたこの作品は、駿府藩主・徳川忠長の御前で行われた負ければ死ぬ「真剣」での試合を描いた漫画『シグルイ』と通じるものがあります。
ちなみに『シグルイ』以前に、原作小説の『駿河城御前試合』は平田弘史先生が漫画化されています。

 

いずれも封建社会の中で命を張る男たちの話で、極限の状況でも神や仏にすがらず、自力で打開する姿がかっこいいのですが、『弓道士魂』の序盤で三十三間堂に祀られている二十八部衆のうちの一尊が主人公の夢の中に登場します。

ここでも神仏に対して気合いを見せる主人公。
もし漫画を読まれたなら、お堂の中でこの仏像を探してみるのも楽しいと思います。

 

 

 

 

 

比良山荘

http://hirasansou.com/

 

滋賀の山の中にある名店で、京都から車で1時間ほどかかります。

 

四季折々の食材を使っての比良山荘の名物料理は、夏は鮎、冬は熊鍋です。

熊鍋の肉はツキノワグマの肉が使われていて、ドングリなどのナッツを食べてスクスク育ったお肉には臭みがまったくありません。
赤身より白い脂身の部分をメインに切り落とされていますが、ぜんぜん脂のくどさがなく、甘味と旨みが詰まっています。
なめらかで上質な熊肉は、同席された方もお肉の中で一番美味しいとおっしゃっていました。

 

味付けはすき焼き風で、花山椒をどっさり入れていただきます。
花山椒を入れての熊鍋は4月上旬〜5月上旬の1ヶ月限定ですが、私たちが山荘を訪れたのはちょうど4月中旬で、食べることが出来てとてもラッキーでした。
甘めの出汁で煮込まれた熊肉とセリ、カタクリ、クレソンなどの山菜を、花山椒で口の中ピリピリにしていただく熊鍋は絶品です。

 

熊鍋の前には猪肉や鹿肉のローストや、筍など採れたての山菜。
鯉こくや鯉の洗い、ビワマスのお刺身、ふな寿司、モロコの天ぷらなど、珍しい淡水魚もいただきました。

 

逸品に箸を進める喜びを堪能していると、山の辺料理ですが「山の神 海の神 今年も本当にありがとう」という北島三郎さんの『まつり』の一節が頭の中に流れました。
供された食材への感謝の念が自然と湧き上がってくるおいしさです。
貴重な山の幸を堪能させていただきました。

 

モロコの天ぷら

 

八寸。猪のローストは猪の鼻を模していてかわいい。手前のジュラ期みたいな山菜はこごみ。

 

 

鯉の洗いとビワマスのお造り、筍。お皿にかかっているのは葉わさび。

 

鹿肉のロースト

 

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THOMAS

トーマス・モリス(Thomas Morris)。Peace and Afterのデザイナーです。