街に飛び出して、恵比寿駅の西口周辺を彷徨っていたときに、モスバーガーの前に自販機を見つけました。

「おうちでいつでもモスバーガー！そういうのもあるのか」

焼肉モスライスバーガー2個入りで1100円。
…ということは1個550円で、吉野家の牛焼肉丼(並)が税込644円なので、手っ取り早く焼肉定食を食べたいときに、和の気分なら吉野家、洋の気分ならモスバーガーだなと思いました。

掲示してあったポスターのテリヤキがとてもおいしそうです。
よく見ると「とろたま」ではなく「とろったま」なのがシズル感あるネーミングだと思いました。

ちなみにモスのテリヤキバーガーはダブルにするのがおすすめなのですが、一番好きなのはテリヤキチキンバーガーです。Youtubeでエガちゃんからも絶賛されていました。

あと、モスバーガーといえば、初期のブランディングは株式会社ドラフトが担当されていて、Worksのページにこれまでデザインされてきた制作物が紹介されています。

https://www.draft.jp/mosburger-1985-2000

そして、代表の宮田識さんが書かれた本の中に「デザインするな」というショッキングなタイトルの一冊があります。

デザイナーに対して「デザインするな」と怒るとは…
禅問答のようなその言葉に惹かれて、10年ほど前にこの本を読んだことがありました。

100円ショップに行って食器のコーナーを見たら、余計だと感じるような模様が入ったマグカップやお皿を発見して、100円の商品というただでさえ絞らないといけない原価の中に、この模様の印刷コストは不要なのではないか。これなら無地のほうがいいのではないかと思ったことがあったのですが、その時にもこの「デザインするな」というタイトルを思い出していました。
ノイズにしかならない表現をプラスしようとするデザイナーのエゴを一喝する言葉として、私はこの言葉を理解していたのですが、もしかしたら違ったかもしれません。

これからこの本をもう一度読み返そうと思います。

あと、恵比寿駅西口のモスバーガーのすぐ近くにはマクドナルドもあって、スタンドならすでにお互いの射程圏内に入ってオラオラ殴り合ってる状態になっているのですが、マクドナルドといえば先日知った言葉に「マックマンション」というものがあります。

McMansion
https://en.wikipedia.org/wiki/McMansion

意味はファーストフードのように大量生産された、見せかけだけ豪邸の大型分譲住宅をディスった言葉で、「マクドナルド」＋「マンション」で「マックマンション」です。

この言葉を教えてくれたのはアメリカ人でしたが、アメリカのマンションは日本で言うマンションとは意味が違い、豪邸とかお屋敷のことを指します。
なので「ホーンテッドマンション」は幽霊屋敷のことだし（haunt「幽霊」haunted「幽霊が出た」）、「ルイージマンション」もマンションという単語が使われていたんですね。

あと最後になんか言うとすると、モスバーガーでもマクドナルドでもバーガーキングでも、ポテトかナゲットを注文していると店員さんに言えばケチャップを無料でもらうことできます。